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収奪された大地-ラテンアメリカ500年(Las venas abiertas de América Latina 『ラテンアメリカの切り開かれた血脈』)エドゥアルド・ガレアーノ

いま森林破壊が深刻なアマゾンがあるラテンアメリカについて書かれた本です。有名な本なのでご存じの方も多いと思います。ベネズエラのチャベス元大統領が、オバマ元大統領に勧めたことで有名になりました。 大航海時代から現代までラテンアメリカという大陸…

外国人が見た日本(近代以前の日本に見る動物との共生)はじめに

日本のアニマルウェルフェアを考えるとき、日本の牛や豚や鶏たちにとって大きな転機となった時期が、近代に二つあります。ひとつは西洋の「畜産」が普及し始めた明治維新前後、もう一つは現代の畜産形態である『工場畜産(集約的畜産)』が普及し始めた戦後…

外国人が見た日本(近代以前の日本にみる動物との共生 )〜犬〜

鶏のほかにも、ハリスはさまざまな贈り物をもらっていますが、その中に、犬があります。 1857年11月15日の日記に、「日本人が非常に立派な二匹の子犬を持ってきてくれた。丸い、弾丸のような形の頭と、短い鼻と、「キング・チャールズ・スパニエルズ」式の大…

外国人が見た日本(近代以前の日本にみる動物との共生) 〜鳥類と日本人 その2 「鶏」〜

ハリスは日本滞在中、幕府や現地の奉行からさまざまな贈り物をもらっています。その中でよく見るのが鶏です。 日本に到着した際、上陸先の下田奉行(井上信濃守清直)から鶏と鶏卵をもらったという記録があります。このころの鶏は、日本の庶民の間では主に、…

外国人が見た日本(近代以前の日本にみる動物との共生 ) 〜鳥類と日本人 その1〜

ハリスは日記の中で「日本では野生の動物が人馴れしている」とも言っています。ハリス以外にも様々な外国人が驚きとともに言及しており、保護されていた大型野鳥以外の鳥にもそれは言えるようです。 『グレタ号日本通称記』を記した安政五年(1858年)に日本を…

外国人が見た日本(近代以前の日本にみる動物との共生) 〜ハリスと牛乳〜

ハリスと牛乳 19世紀中ごろ、産業革命によって大航海時代から続く植民地獲得競争が加速すると、アメリカ、イギリス、フランスなどの諸国は、貿易ルート獲得のため、アジアに進出してきました。イギリスがアヘン戦争によって中国から香港を割譲したり、インド…

ウォールストリートを占拠せよ・ニューヨーク、ズコッティ公園取材記事 (Article about OWS in 2012 )

この記事は2012年 インパクション183号に掲載されています。 ************************ 11月半ば、オキュパイ・ウォールストリート(以下OWS)本拠地であるズコッティ公園で大規模な撤去が行われたものの、その後も全米各地では…

福島の震災で取り残された動物たちの記録 (Report in Fukushima 2011 summer )

Report was published by Actio below この記事はActioに掲載させていただきました↓↓ 福島原発20km圏内 時が停止した故郷と取り残された動物たち 阪本喜子 | 市民メディアActio